愛と感謝に溢れる隠れ家 御料理 坂ぐち
愛と感謝の気持ちを大切に・・・
占術師、ヒーラー、ソウルナビゲーターとして、
常日頃意識している大切なこと。
今日は、東京は杉並区の路地裏にひっそりと佇む
愛と感謝の想いが随所に散りばめられている
とても素敵なお店へ
価値観を共有できる大切なお友達と初めてランチで伺いました。
口コミでの人気が非常に高く、この日も約1か月ほど前に予約しましたが
カウンターのみお席のご用意がとのことでした。
1111という特別な日に・・・
胸を躍らせ、少しおめかしをしてお店へ・・・
最寄駅より数分で到着しますが、歓楽街の真裏に1歩入るとそこには別世界が・・・
石畳を通り
和食のお店へ伺うときは、私のテーマカラーのこのお召し物が度々登場します。 大のお気に入り。
入り口に入り、予約の旨伝えると
御主人自らが出てこられまずはご挨拶。
とてもホスピタリティに溢れていて、この時点で期待感がアップします。
目の前で御主人が接客してくださるカウンターで正解でした。 作り手の方と会話をしながら進めていく食事 なんとも贅沢な時間が始まります。
壁の一輪挿しには、白い椿 白い椿の花言葉「申し分のない魅力」「至上の愛らしさ」loveliness なんて粋なおもてなしでしょう・・・
友人は日本酒ベースの梅酒、私は白ワインを バイザグラス
御食事前の生姜茶
カウンターが紅葉しました! 藁苞の器には、鰹のジュレをベースに帆立、炙られた鱸、
いくら、銀杏、くりぬきの柿、ブロッコリー、湯葉豆腐が美しく詰められています。
ゆずの皮も香りを引き立てます。 魅せる芸術、歓声が沸きあがりました♡
小盆に各々とりわけ再び鑑賞
黄色い勾玉の箸置き
お刺身はもちろん天然です。盛り付けがまたなんとも粋 黄色のお野菜はズッキーニかと違う食感のかぼちゃでした。 細部まで旬のものを取り入れられている心意気に感動。
備長炭で一つ一つ丁寧に焼き上げる
えぼ鯛 松葉には焼きプルーンが 骨は素揚げでまるでおせんべいです。
そして、こちらの器はアンティーク 器好きマーサにはたまりません。 聞いたところによると
こちらは御主人の出身、飛騨高山の ご実家の蔵出しのお品。
ご先祖様に感謝していますとのお言葉が・・・ 先祖代々こうして、継承のバトンをつなぎ
沢山のお客様へ喜びをもたらす愛と感謝の連鎖・・・
素敵ですよね
カブ、しいたけ、水菜が添えられた鯛のあらだき
こちらにも柔らかいゆずの皮がこんもりと 最後の1滴まで頂いてしまうほどのおだしのよく出た一品でした。
骨入れの器も、メインの紅葉の器と色味を揃えて素敵です
贅沢にも飛騨牛のしぐれ煮
赤カブ、大根、昆布のお漬物 赤カブは飛騨高山 若宮食品さんから取り寄せされているそうです。
乳酸菌の酸味がとても良い塩梅。
これが名物土鍋炊きご飯 今月は、新米の季節ということで特別栽培のご実家で食す分だけ作られたお米を 振舞っていただきました。
銀シャリです!! おこげもキラキラしています。 しっかり4杯お代わりさせていただき完食です!! 品種はひとめぼれですが、市販で購入するひとめぼれとは全く別物です。 何もつけずにただただご飯だけで食べたくなる・・・ そんなお味でした。
椀物はシンプルなかぼちゃのお味噌汁 お味噌はもちろん飛騨高山産にこだわっていらっしゃいます。
お漬物が盛られていた器の図柄に惹かれました。 こんな景色が眺められる櫓があったのでしょうね。
デザートはなし、イチゴ、そして柑橘のシャーベット 締めの器にも結び♡ 手びねりのスプーンとフォークは、京都の三十三間堂近隣の作家さんもの。
手になじみやすく、重さもちょうどよく お料理とお客様を最後までしっかりつなげる役目を果たしてくれました。
隠れたところにも妥協を許さない 自然の美しさをどこまでも追求されている印象を受けました
ひとめ見て気になった大黒様 御主人も作家さんの1点もので目に止まりお迎えされたそうです
この笑顔と土っぽいナチュラルな雰囲気が親しみを感じます
さりげなく飾られており、とても親しみを感じます。
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■御主人の経歴・沿革(食べログコメントから拝借させて頂きました) ・1974年(昭和49年)岐阜県飛騨市古川生まれ。 ・高山の老舗料亭での修業を皮切りに料理の世界へ。 ・京都 祇園丸山、インド総領事館での公邸料理人として勤務の後、東京にて修業。 ・2013年6月、38歳の時、女将さん(奥様)の出身地の荻窪で当店を開店。
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直感で初めて予約させて頂いたお店でしたが
肌で感じるおもてなしの温もり
お料理の随所に、お客様とのご縁、結びの印に
胸を打たれました。
そして、目には見えない先祖代々の温かい愛情のレールを
これからも大切に継承していく愛の縮図を目の当たりにした
美しい時間でした。
次回は、夜、お着物で伺いたいお店です。 御主人様と器談義もゆっくりしたいです。 ※お献立は毎月変わるそうです。旬のものをお客様へ・・・